大型二枚目君モデル機
1/30スケールモデル製作記
Part 4
排出コンベヤ
実はこのコンベヤ、実機には有りません。
計画はしたものの、社長の必要ないとの判断から製作中止となりました。
それでも敢えて作ってみたのは、ちょっとしたエピソードを入れたかったからに過ぎません。
可愛らしいコンベヤなので作ってみたかったからでもあります。
作ってみると、意外にトラフコンベヤを作るのは大変でした。
あの小さいフレームに角度の付いたローラスタンド。三次曲線を描くベルト。作りかけてやらなきゃ良かったかなと、実は後悔しました。
それでも出来上がると、小さくてちょっと良いアクセントになっています。
実機を知る人が見て、「あれ?こんなのあったっけ!」
話のネタになればいいのですが・・・
実在しないので、色は勝手な想像です。ホッパー下なのでホッパーと同じ色にしたのですが、我が家のポケモンフリークは「カイオーガ」だと感動していました。
唯一ミスしたなと思ったのは、ローラの色。
ライトブルーに塗装して「自社製ローラ」だと主張しても良かったかなと今では思っています。
プラ板でフレームを作ります
排出シュート、モーターベースを組み付け キャリアスタンドを組み立て
キャリアローラの完成 架台に仮組みして確認
塗装 パーツごとに塗装して組み立てます
ほぼ完成に近づきました
完成品
グラードンとカイオーガ(?)
一輪車
垂直二枚目君の主搬送ベルトのリターン側にはコンベヤからと架台各階からのゴミを落とす為のダストシュートが付いている事は先に説明した通りですが、試験時にはダストシュート下にダスト受けとして一輪車が置いてあります。
この一輪車もワンポイントとして、大きさの例えになるだろうと思って自作しました。
図面が無く、ある時、出張で行った現場にあった一輪車を携帯電話のカメラで撮影し、概略寸法を採り、それを元に図面を作りました。
荷台はプラ板を加工し、底部はプラ板を曲げ加工し、側板を取り付けただけですが、意外に雰囲気は出ています。
周囲に1mm径のアルミ棒で枠、取っ手、足回りを作るといい感じです。
車輪はMODALAで作ろうかとも思ったのですが、時間が掛かるので、プラ板を切り出して製作。
組み上がった一輪車は大好評で、女房、娘からは家に置いておいてくれとせがまれました。
う〜ん、ごめん! また今度作るから・・・
組みあがった一輪車
人の手と比較して見ると大きさが判ります
(女房の手は標準より小さいけど・・・)
一輪車の完成
デカール
模型は完成間際。
パーツ類の完成度を高める為に、逆転防止器、モータ類に銘板を貼る事にしました。
ここはもちろんアルプスプリンターの出番です。
ただ、銀色の銘板が果たしてデカールに出来るのか??
結果は全くの杞憂でした。
出来上がりは見事の一言で、逆転防止器、モータの銘板、ハッチの取っ手とすばらしい仕上がりになりました。
これは他にも使えそう。
逆転防止器の銘板
同上のアップ