うどん本陣 山田家
2008年8月17日訪問
『水曜どうでしょう』でも『四国八十八ヶ所』企画などでたびたび紹介されているお店です。
もともと、造り酒屋だった建物を流用しており、外観、内装共に、とても瀟洒な建物です。
特に、中庭は美しく、良く手入れされていて、席待ちで多少待たされたとしても、この中庭を眺めているだけで、充分癒されます。
店の門をくぐると、係の人が立っていて、「座敷にされますか?、それとも椅子席にされますか?」と聞いてくれます。
ついつい待ち無しで済む椅子席に行ってばかりで、未だ座敷に行った事がありません。
断然、座敷の方が風情豊かです。
先日帰省した帰り、弟と両親が急に
「香川でうどんが食べたい。」
と言ってついて来ました。
少し時間が遅かった事もあって、最初に行った丸亀の中村はうどん切れ。
その為、坂出の家康に行きましたが、しばらく日本を離れる事になる弟はまだ満足出来なかった様子でした。
「それならもう一軒行くか?」
そこで、国分寺の山下に行ったもののお盆休み。
悩んだ挙げ句、高松を通り越して、うどん本陣
山田家に行く事にしました。
聞くと両親はともかく、弟も行った事が無かったのは本当に意外でした。
またしても、待たずに座れる椅子席に・・・、
偶然にも、昨年帰国したルーマニアの留学生たちと訪れた際に座った隣の席でした。
お店の瀟洒な雰囲気と、うどんの美味しさに母はいたく感動したらしく
「好いねぇ!」
を連発。
この店のうどんにはとびきり尖った個性が無いので、個性的な讃岐うどんに憧れている人にとっては感動は薄いかも知れませんが、まず誰を連れて来ても美味しいうどんを楽しめる事は間違いありません。
なかでも、ざるぶっかけはお薦めです。
次回、第85番
八栗寺を巡礼する際には、絶対に座敷に行こうと思っています。