F1CD-019B
キャメル・ロータス・ホンダ100T (CAMEL LOTUS HONDA 100T)
実車について
CAMEL LOTUS HONDA 100T 1988年
グランプリの世界にパワー旋風を巻き起こした1.5リッター・ターボ・エンジン最後の年となった1988年。
ホンダはマクラーレンとロータスの2チームにターボエンジンを供給しました。マクラーレンには前年までチーム・ロータスで闘ったアイルトン・セナが移籍し、アラン・プロストとコンビを組み、変わってチーム・ロータスには、ナイジェル・マンセルとの確執でウィリアムズ・チームを飛び出したワールドチャンピオン ネルソン・ピケを迎え、中嶋悟のコンビでこの年を迎えます。
大いに期待されたにもかかわらず、同じエンジンを積むマクラーレン・ホンダの後塵を拝し、結局1勝も揚げる事もなく1988年シーズンを終えたのでした。
原因は車体剛性の低さ。走行中にシャーシのバランスが変化し、コーナーごとに、オーバーステアになったり、アンダーステアになったりと挙動が定まらず、その原因をつかめないうちにシーズンを終えてしまったのでした。
デザイナー ジュラール・ドゥカルージュ
ドライバー ネルソン・ピケ、中嶋悟
戦績 (1988年)
1988年 | 1 ネルソン・ピケ | 2 中嶋 悟 | ||
予選 | 決勝 | 予選 | 決勝 | |
ブラジルGP | 5位 | 3位 | 10位 | 6位 |
サンマリノGP | 3位 | 3位 | 12位 | 8位 |
モナコGP | 11位 | リタイア | 27位 | 予選落ち |
メキシコGP | 4位 | リタイア | 6位 | リタイア |
カナダGP | 6位 | 4位 | 13位 | 11位 |
USAGP | 8位 | リタイア | 28位 | 予選落ち |
フランスGP | 7位 | 5位 | 8位 | 7位 |
イギリスGP | 7位 | 5位 | 10位 | 10位 |
西ドイツGP | 5位 | リタイア | 8位 | 9位 |
ハンガリーGP | 13位 | 8位 | 19位 | 7位 |
ベルギーGP | 9位 | 6位 | 8位 | リタイア |
イタリアGP | 7位 | リタイア | 12位 | リタイア |
ポルトガルGP | 8位 | リタイア | 16位 | リタイア |
スペインGP | 9位 | 8位 | 15位 | リタイア |
日本GP | 5位 | リタイア | 6位 | 7位 |
オーストラリアGP | 5位 | 3位 | 13位 | リタイア |